コカコーラなどの炭酸飲料がお好きな方も多いと思います。
でも、コカコーラには砂糖がいっぱい入っているしカロリーも高いから太るからダイエット中には飲めない。
そんなコカコーラの中でも、カロリーがゼロのコカコーラゼロという商品があります。
このコカ・コーラゼロはダイエット効果はあるの?
それとも飲むと太るの?
と、気になっている方も多いと思います。
今回はその気になるところをお伝えします。
コカコーラゼロはダイエット効果があるの?太るの?
答えは、コカコーラゼロはある条件をつければ普通のコカコーラを飲むより
「ダイエット効果」があります。
反対にある条件がつけなければ「太る」ことにもなります。
その条件とは、
「コカコーラゼロを飲んでも食事量を増やさない」
という条件です。
この条件の意味がどういうことか説明すると、コカコーラゼロに含まれている人工甘味料の働きが関わってきます。
コカコーラゼロに使われている人工甘味料の働き
コカコーラゼロには、砂糖の代わりに「スクラロース」や「アセスルファムK」といった人工甘味料が使われています。
これらの人工甘味料は、砂糖に比べて少量で甘みをとても感じます。
その他にも、血糖値がほとんど上がらない、カロリーがないという特徴があります。
それらの特徴から、コカコーラゼロを飲んでも血糖値がほとんど上がらないので血糖値が低くなりやすくなります。
実は、人は血糖値が低くなりやすくなると、人は空腹感が増す傾向があります。
その結果、食べる量が増えてしまう方がいます。
食べる量を増やさなければダイエット効果が期待できる
コカコーラゼロを飲んでも食べる量さえ増やさなければ、普通のコカコーラを飲むよりもカロリーがない分、ダイエット効果が期待できます。
それを説明するために、普通のコカコーラを常に飲んでいる人のメカニズムを説明します。
普通のコカコーラを飲む
↓
高カロリーとたくさんの砂糖を摂取
↓
砂糖が多いので血糖値が上がる
↓
血糖値を下げるためにインスリンというホルモンがでる
↓
インスリンの働きで筋肉と肝臓に優先的に糖を蓄えるが、余った糖は体脂肪になる
↓
太る
といった流れでコカコーラを常に飲んでいる人は太りやすくなります。
それに対して、コカコーラゼロを飲んだ時のメカニズムはこうなります。
コカコーラゼロを飲む
↓
カロリーも砂糖も入っていない
↓
血糖値もほとんど上がらないので血糖値を下げるインスリンが出ない
↓
体脂肪として蓄えるものがないので体脂肪にならない
というようなメカニズムになります。
ですので、コカコーラを飲むより、コカコーラゼロを飲む方が、カロリーと砂糖を摂取しない分、体脂肪にならないので太りません。
ですので、コカコーラゼロに入っている人工甘味料による空腹感が多少あっても、食べる量さえ増やさなければ、普通のコカコーラを飲んでいた分のカロリーと砂糖がない分、ダイエット効果は期待できます。
ちなみに、イギリス医師会雑誌で世界5大医学雑誌と呼ばれる※ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルの研究論文でもこのことが発表されています。
砂糖の多く含まれる清涼飲料水を10週間飲むと、体重、体脂肪率、血圧が上がりました。一方で人工甘味料を使った清涼飲料水ではそうならなかったという結果が出ています。
これらのことを踏まえても、「食事量さえ増えなければ、コカコーラを飲むより、コカコーラゼロを飲んだ方がダイエットには効果的」ということが言えます。
コカコーラを飲んでいる方は、コカコーラゼロに変えることからでもダイエットに有効なのでやってみてください。
※ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(イギリス医師会雑誌:British Medical Journal)
1988年からBMJが正式名称となっているイギリスの医学誌である。British Medical Associationが監修し、BMJ Groupから発行されている。BMJ Groupからは他にも24種類の医学専門雑誌が発行されている。 国際的にも権威が高く日本でも医師であれば必ず読んでおくべき雑誌と言われている。 世界五大医学雑誌などと呼ばれる代表的な医学専門誌の一つである。
ウィキペディアより引用
まとめ
コカコーラゼロは食事量さえ増やさなければダイエットに有効
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