ダイエット中は体重を測りますよね。
食事に気をつけ、運動もしている。
体重を測り減っていると嬉しくなり、反対に増えていると落ちこんでしまう。
そんな風に、体重の数値に一喜一憂してしまいダイエットを難しく考えてしまっていませんか?
そんな方に知っておいていただきたいダイエットの考え方があります。
この考え方を知っておいていただければ、無理なくダイエットが成功します。
その考え方とは、
体重をきちんと把握する!
ことです。
当たり前のように思うかもしれませんが、体重をきちんと把握することがダイエット成功の大切な要素になります。
体重の測り方
体重は、測る時間帯で数字が変わります。
水を飲んだ直後、食事の直後に測ると、体重が多く表示されます。
この数字で太ったと解釈してしまう方が意外に多いのですが、これは体脂肪が増えた数字ではなく、水や食べ物が体内に入った分だけの重さです。
だから太ったわけではありません。
体重を測るときは、条件を整える必要があります。
体重を計測する上で条件の整うのは、
起床してトイレに行った後です。
このタイミングで体重を測ると条件が揃って正確に判断出来るのでオススメです。
この数字を毎日記録しておいてください。
記録する方法は、カレンダーに書く、体重計測アプリに記録する、ノートに書く、なんでも大丈夫です。
体重をきちんと把握して無理なくダイエットが成功する考え方
毎日計測した体重を見ると、1日前より0、4kg増えていたり、0、7kg減っていたりと数字が変動します。
この数字は、その時の体内水分量や、体が疲れていて体がむくんでいたり、よく寝れてむくみと疲労が取れて体がスッキリしているだけでも変動します。
ですので、1日単位で太った痩せたと判断しないようにしましょう。
体重をきちんと把握する方法は、
1、1週間の体重の平均値を出す。
2、次の週の体重の平均値を出す。
3、これを毎週続ける。
これだけです。
1週間前の体重の平均値より減っているのか増えているのかを判断してください。
この数字が、
A,1週間前と比べて体重の平均値が減っていれば、ダイエットが順調に進んでいるサイン。
B,1週間前の比べて体重の平均値がほぼ同じであれば、現状維持のサイン。
C,1週間前と比べて体重の平均値が増えていれば、太ってきているサイン。
と、評価できます。
これが何を意味するかと言うと、
A,の状態であれば、この1週間と同じような食生活(食事量、食べている内容)、運動、をしていけば無理なくダイエットが成功すると言うことです。
反対にB、Cの状態であれば、今の食生活(食事量、食べている内容)、運動量を見直す必要があります。
Bの状態であれば、少しだけ食べる量を減らしたり、脂っこい食べ物を減らしてカロリーを減らしてみてください。
もしくは、少し運動量を増やしてください。
Cの状態であれば、食べる量を意識的に減らしたり、脂っこい食べ物を極力減らしてみてください。
出来るならば、運動量をいつも以上に増やすのがオススメです。
このように、体重をきちんと把握できると、自分の立ち位置がわかります。
Aの状態であれば、ダイエット目標まであとは時間が過ぎればダイエットが成功します。
B、Cの状態であれば、Aの状態になるまで少しづつ無理のない範囲で生活を見直してAの状態にしてください。
これが体重をきちんと把握するだけで無理なくダイエットが成功する方法です。
ぜひ、この考え方を頭に入れてダイエットに取り組んでいただければダイエットが成功しますよ。
リバウンド対策にもなる
体重をきちんと把握出来るようになると、自分がどれだけ食べると太るのか、痩せるのか、現状維持なのかがわかるようになります。
これがわかるようになると、体重がコントロールしやすくなるのでリバウンド対策になります。
ダイエット後に、仮にCの状態になれば、おそらくその1週間は食事が多かったか、運動活動量が少なかったかが言えます。
ですので、次の週は食事量、運動量を見直せば体重がまた減ってきます。
これを繰り返していけば自然と習慣になり感覚で自分の体重をコントロールできるようになるのでリバウンドしません。
ちなみに、体操の大スターの内村航平選手は、食べた量と練習量で次の日の体重がピタリと当てれるそうです。
このように体重をきちんと把握できると、ダイエットだけでなく、リバウンド対策にもなりますので、ぜひ体重を測って記録してくださいね。
まとめ
・起床してトイレに行った後に体重を測り記録する
・1週間の体重の平均値を出し、前の週の体重より減っていれば後はその生活を続けるだけでダイエットが成功する
・体重をきちんと把握すると食事の適正量がわかりリバウンド対策にもなる
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