ダイエットというと果物が健康に良いというイメージがある方も多いと思います。
果たして、果物はダイエットに効果的なのでしょうか?
それとも食べたらだめなのでしょうか?
答えは、
ダイエット効果はあまりなく、
むしろ
ダイエット中は太りやすくなるので食べない方がオススメ
です。
果物がダイエット効果があまりなく、食べない方がいい理由

果物は健康に良いイメージがあるので、ダイエットに効果的だと思っている方が多くいらっしゃいます。
しかし、残念ながら果物はそれほど健康によくありません。
果物には、果糖という糖が含まれています。
実は、この果糖がダイエットに向きません。そればかりか摂りすぎると健康上あまりよくありません。
果物に含まれる果糖は、非常に甘みが強いです。
そのため、とても美味しく感じます。
ただ、果糖は中性脂肪を増やしてしまったり、痛風の原因になったり、脂肪肝になりやすくなる特性を持っています。
そのことから、果物はあまりダイエット効果がないばかりか、反対に太りやすくなります。
そして、健康リスクも高めてしまいますので、摂りすぎには注意が必要です。
とはいえ、果物を食べることで気分がよくなったり、幸せを感じる人も多いと思います。
ですので、ダイエット時は摂りすぎに注意して、少しだけ食べるように心がけてみてください。
果物に含まれる果糖よりもよくないのは砂糖

果糖がダイエットに向かないといっても、果物だけが悪いわけではありません。
実は、果物よりも、『砂糖』や『果糖ブドウ糖液糖』の方が、果糖が多く含まれているのです。
メロン、イチゴ、バナナなどの果物は100gに含まれる果糖は2g位ですが、
砂糖は、「ブドウ糖」と「果糖」から構成されています。
ですので、砂糖がたっぷり入っている菓子パンやスイーツを食べると、果糖もたくさん摂っていることになります。
メロン、イチゴ、バナナなどの果物は100gに含まれる果糖は2g位ですが、メロンパン100gに含まれる果糖は30gも入っています。
ということは、果物も果糖があるのですが、それよりも菓子パンやスイーツで使われる砂糖の方が果糖が多くなり太りやすくなります。
もっといけないのが、果糖ブドウ糖液糖という甘味料です。
これは、砂糖より安く作れて甘みがすごく強いです。
その特徴から、よくジュースなどの清涼飲料水に入っています。
これにもたっぷりの果糖が含まれているのでジュースをたくさん飲むと太りやすくなるのでダイエット中はやめましょう。
スティーブ・ジョブズさんは果物を多く食べていた
スティーブ・ジョブスさんはすい臓がんで亡くなりました。
有名な話ですが、スティーブ・ジョブスさんは果物ばかり食べるダイエットをされていました。
ベジタリアンの中でも果物をより食べる「フルータリアン」だったそうです。
実は、果糖はすい臓がんの増殖を促進する特徴を持っています。
これは個人的な見解ですが、もしかしたら果物が影響していた可能性があるのではと思っています。
まとめ
・果物は果糖が多くダイエット効果はあまりないばかりか体脂肪が増えて太りやすくなる
・果糖は痛風や脂肪肝になりやすいなど、健康リスクが高まる
・砂糖を摂りすぎると、果物以上に果糖を取ってしまい体脂肪が増えるのでダイエットにはNG
・果物が好きな方は食べ過ぎに気をつけて適量を食べましょう
この記事を書いた人
村上整体専門医学院名古屋校を卒業後、同校職員を経て歴代最年少の24歳で学院長に抜擢される。2006年に独立開業、「体のバランス矯正院」代表取締役に。
B3ダイエットと出会い、9ヵ月間で113kgあった体重を40kg減量、以後リバウンドすることなく健康的な体型を維持している。
かつての自分と同じ悩みを抱える人をサポートしたいと「体のバランス矯正院」に「B3ダイエット東海スタジオ」を併設。2017年にB3ダイエットの経験とノウハウをまとめた書籍を出版、Amazonランキング・ダイエット部門他で1位を獲得した。











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