「B3ダイエット東海スタジオ」で
カラダとココロの健康をデザインする
40㎏のダイエット経験をもつ整体ダイエットトレーナーの
寺平(てらだいら)です。
前回のブログの続きです。
整体師という職業柄、ひざの痛みに悩む患者さんと接する機会がたくさんあります。
そんな患者さんが抱えている不安は、
「先生、 ヒザの関節が変形してこの先、歩けなくなってしまったらどうしよう」
「 一生、自分の足で歩いていられるか不安」
「 寝たきりになりたくない」
と、自分の足で歩くことが出来なくなるのではというものです。
今日と次回のブログでは、そんな方に、
なにをしてはいけなくて、
反対に何をすると一生痛みなく歩けるようになれるのかを
ご紹介させていただきます。
ご参考になれば幸いです。
まず、初めにご紹介したいデータがあります。
厚生労働省調べのデータですが、
日本全体で、ひざの痛みに悩む人は全国で1800万人いるとされています。
年代別には、
40代で26%、50代で37%、60代で40%と年代が上がるにつれてひざの痛みを訴える人が増加しています。
それだけ、40代を境に、
足腰が弱くなりひざの痛みを実感されている方が多いということです。
と、いうことは、
将来歩けなくなってしまうのでは?
と、不安に思っている方も多いのでは?ということが予想されます。
そのデータを踏まえて、歩けなくならないために、
してはいけないことが2つあります。
それが何かといいますと、
一つ目は、
運動をまったくしない生活
を送ることです。
運動をしない生活を続けると、
実は、40歳を境に筋肉が年間1%ずつ減ってきます。
ということは、55歳になると、15%も筋肉が減ってしまいます。
それだけ筋肉が減ってしまうということは、
筋肉で支えていた体重分の負荷が、関節にかかってきてしまうので、
自然と負担が増えて痛みが出やすくなります。
(上半身よりも下半身の筋肉の方が落ちやすいと言われています。)
ですので、運動をまったくしない生活を送るということは、それだけ歩けなくなるリスクを高めてしまうので、
休みに休みたい気持ちもとってもわかるのですが、少しでもいいので運動していただくとオススメです。
そして、二つ目は、何とかしようと思って、運動しようと思って下さった時に
いきなりウォーキングだけしない
ということです。
ウォーキングというと一見、
健康のために一番したほうがいいと思われがちですが、
ひざの痛みに関してはそうではありません。
なぜなら、ウォーキングだけの運動をし続けると足腰の筋力が強くなるどころか、
筋肉が痩せてしまう可能性を高めてしまうからです。
人は、ウォーキングなどの有酸素運動をすると、エネルギーが必要になります。
その時に、体内の脂肪をエネルギーとして使うのですが、
実は、体は脂肪よりも筋肉を燃やしてエネルギーに変えた方が、
効率が良いので筋肉を燃やしてしまうんです。
と、いうことは、良かれと思ってウォーキングだけをするばするほど、
筋肉が痩せやすくなってしまいます。
筋肉が痩せるということは、
関節にかかる負担が増えてしまいますので、
痛みが出やすくなります。
また、歩いている時のひざにかかる衝撃も痛みの出る原因になります。
人は歩くときに、片膝にかかる衝撃は体重の3倍、
階段を下りる時には体重の6倍かかると言われています。
つまり体重60㎏の方がウォーキングすると、
歩くたびに片膝に、180㎏の衝撃がかかります。
階段を降りるときに関しては一段降りるたびに、
片膝に360㎏の衝撃がかかります。
ろ、いうことは、
普段から運動不足で筋力が弱い方が、
いきなりウォーキングだけをしてこれだけの衝撃を繰り返し行うというのは、
より関節にかかる負担を大きくしてしまうので、オススメできません。
良かれと思って頑張って始めた努力なのに、
余計に痛くなるという悲しい現実が待っていることになりやすくなってしまいます。
ですので、
1.運動しない生活を送らない。
2.いきなりウォーキングだけをしない。
ということだけを知っていただけると嬉しいです!
続く
(次回は、なにをすると一生痛みなく歩けるようになるのかを説明させていただきます)
追記
誤解があるといけないのですが、
ウォーキングが【悪】と言っているわけではありません。
ウォーキングなどの有酸素運動は、
血流も上がりますし、心肺機能も高めてくれて内臓にもいい影響もたくさんあります。
ただ、一生痛みなく歩くためには、
いきなりウォーキングだけしない方がオススメですよ。
ということです!
次回は、一生痛みなく歩けるようにするために何をするといいのかをお伝えしますね!
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