質問
最近、仕事がきつくやる気が出ない日が多いです。欝なのかも？と思うくらい落ち込んでしまうときがあります。そんな時に友人から「筋トレするとやる気が出てきて元気が出るよ」と聞きました？筋トレすると本当にそのような効果があるのでしょうか？ （４９歳男性）
答え
私はダイエット・トレーナー、整体師です。鬱病の専門家ではないので、鬱病が良くなると断言できませんが、
鬱と筋トレの相性はとても良いです。
筋トレをすることで、やる気が出て元気になりやすくなるので効果的だと思います。
これは筋トレをすることで脳に与える影響が関係してきます。
筋トレをすると脳に好影響がある
これは、筋トレをすると脳の働きが活発になることが関係しています。
筋トレをすると大きく分けて神経とホルモンの働きが活性化されます。
＜神経が活性化＞
筋トレをすることで脳の中で神経成長因子という神経を発達させる物質が出てきます。
この神経成長因子が出ると脳が活性化され働きがよくなります。
効果としては、
1.頭が良くなる
2.頭の回転が速くなる
3.記憶力が良くなる
上記のような効果があります。
＜ホルモンが活性化＞
筋トレをすることで色んなホルモンが活性化されます。
特に活性化するホルモンが男性ホルモンで有名なテストステロンというものです。
テストステロンが出ると、人はやる気が出てきます。
出すぎてしまうと攻撃性がアップしてしまう側面もありますが、出なさ過ぎるほうがデメリットがあります。
テストステロンが出なさ過ぎると、
やる気が次第に落ちてくる。
↓
やる気が出なくなる。
↓
鬱っぽくなる
このように欝っぽくなってしまうリスクがあります。
このように、筋トレをすると神経とホルモンが活性化され脳の働きが良くなります。
その結果、頭が良く働き、やる気が湧いてくるという好影響があります。
筋トレしてテストステロンを出そう！
先ほども述べましたが、筋トレをすると男性ホルモンのテストステロンがたくさん出るようになります。
とはいえ、筋トレをすればするほどテストステロンが出るのではありません。
２～３時間の長時間トレーニングをしてしまうと反対にテストステロンは出なくなってきてしまいます。
これでは本末転倒です。
筋トレをして最もテストステロンを効果的に出す方法は２つあります。
1. ４０～５０分集中してトレーニングをする
2. ダンベルやバーベル等を使った高重量の筋トレ
これが出来るとお勧めです。
※筋トレ初心者の方でダンベル等を使う筋トレに抵抗がある方は自分の体重を利用した腕立て伏せやスクワットでも効果が出ます。
昨今、中年男性の自殺が増えています。
自殺の原因の一つにテストステロンの低下が原因なのではと言われています。
仕事でストレスがかかり過ぎるとテストステロンが低下することはわかっています。
これは私の持論ですが、そのことから、やる気が出なくなり鬱を発症し、自殺に繋がってしまうこともあるのではと、思います。
そのことを踏まえて、最近やる気が出ない、仕事のストレスを抱え込んでいる、元気が出なくて落ち込みやすい方は、よろしければ筋トレをしてみてください。
筋トレする前とやった後では気分の違いを実感出来ると思います。
ぜひ、筋トレにチャレンジしてみてください。
※すでに鬱病と診断されて治療されている方は医師に相談してからにしてください。
まとめ
●筋トレをすると脳の働きが良くなる
●やる気が湧いてきて鬱病対策にも効果が期待できる
この記事を書いた人
村上整体専門医学院名古屋校を卒業後、同校職員を経て歴代最年少の24歳で学院長に抜擢される。2006年に独立開業、「体のバランス矯正院」代表取締役に。
B3ダイエットと出会い、9ヵ月間で113kgあった体重を40kg減量、以後リバウンドすることなく健康的な体型を維持している。
かつての自分と同じ悩みを抱える人をサポートしたいと「体のバランス矯正院」に「B3ダイエット東海スタジオ」を併設。2017年にB3ダイエットの経験とノウハウをまとめた書籍を出版、Amazonランキング・ダイエット部門他で1位を獲得した。
B3ダイエットとは？お客様の声を紹介した動画をご覧ください！
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