あなたも「タンパク質」という言葉を聞いたことがあると思います。
では、タンパク質とは何なのでしょうか?その働きはどんなものがあるのでしょうか?
そう言われると知ってそうで知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方に、タンパク質のことを出来るだけ簡単にわかりやすく解説します。
タンパク質って何?
タンパク質は、体の土台になり、エネルギー源になる※三大栄養素の一つです。
※タンパク質の他に糖質、脂質、があります。
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タンパク質は、筋肉、皮膚、髪の毛、血液など体のありとあらゆる部分を作る材料です。
そして、タンパク質は体の中に10万種類以上あり、体の20%も占めています。
タンパク質はどんな栄養素なの?
一言で言うとタンパク質は体になくてはならないものです。
なぜなら、タンパク質は、筋肉、皮膚、髪の毛、爪、歯、内臓など体を作るための材料だからです。
また、体の機能を整えるホルモン、病気と闘うための免疫抗体、体の中で起こる活動を手助けする酵素の原料でもあります。
ちなみにタンパク質は英語でプロテインと言いますが、ギリシャ語ではプロティオスと言い、意味は“第一に大切なもの”です。
それだけ、人が生きるうえで大切な栄養素です。
タンパク質を含む主な食材
タンパク質は大きく分けて動物性タンパク質と植物性タンパク質に分けられます。
<動物性タンパク質>
肉類(牛、豚、鶏など)
魚介類(まぐろ、かつお、鯖、ホタテ、エビ、イカなど)
卵
乳製品(ヨーグルト、チーズ) 牛乳
<植物性タンパク質>
大豆
大豆製品(納豆、豆腐、おからなど)
主に、上記のような食材に含まれています。
タンパク質が不足してしまうと…
体は常に新陳代謝を繰り返しています。髪や爪が自然に伸びてくるのも細胞が生まれ変わっている証拠です。
ですので、タンパク質が不足してしまうと、体は材料となる栄養素が入ってこなくなるので髪に艶がなくなったり、抜け毛が多くなります。
また、肌荒れも起こりやすくなります。
そして何より、筋肉が減ってしまいます。筋肉が減るということは基礎代謝が落ちます。
そのことで、太りやすい体になってしまいます。
ですので、体の元となる材料のタンパク質はダイエット中に絶対に減らしてはいけない栄養素です。
また、免疫力も低下してしまうため風邪もひきやすくなってしまいます。
タンパク質を摂り過ぎると
タンパク質は体にとっても生きるうえでもとても大切な栄養素です。
ただ、摂り過ぎると脂肪として蓄えることが出来ないため、あまったものは尿として排出しないといけなくなります。
適量ならいいのですが、摂り過ぎると腎臓に負担がかかってしまい病気の原因にもなってしまうので注意も必要です。
どれくらいタンパク質を摂ると適量か?
では、1日にタンパク質はどれくらい食べるといいのでしょうか?
答えは、
標準でも1日に体重1㎏にあたり1gのタンパク質は摂りましょう。
(例)体重65㎏なら、1日にタンパク質を65g
筋肉をある程度つけていきたいなら一日に体重1㎏にあたり2gのタンパク質を摂りましょう。
(例)体重65㎏なら、1日にタンパク質を130g
(健康的に筋トレして筋肉をつけながらダイエットするなら、体重1㎏にあたり2gのタンパク質摂取を目標にすることをおすすめします。)
ちなみに、お肉やお魚100g食べるとタンパク質は20g摂れることになります。
お肉やお魚100gの目安は大人の手の平の大きさと厚みくらいの量です。
そう思うと、1日に結構な量のタンパク質を食べないといけないことがわかりますよね。
まずは、毎食1品はタンパク質を食べることを実践してみてください。
まとめ
タンパク質は体を作る材料になる大切な栄養素
タンパク質を減らすダイエットは筋肉が減って太りやすい体質になるだけでなく、リバウンドしやくなる
タンパク質は標準でも1日に体重1㎏にあたり1g、筋肉をある程度つけるなら体重1㎏にあたり2g必要
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